小冊子「冷却水系のレジオネラ症防止に関する手引き 冷却塔管理者用」作成・発行について
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抗レジオネラ用水処理剤協議会は「レジオネラ症防止指針」の発刊に当たり、その防止対策において、有効かつ安全性の高い抗レジオネラ用水処理剤の供給とレジオネラ属菌による環境汚染に関する正しい知識の普及を目的に1991年6月に設立されました。
会発足当時、レジオネラ症に関して最も問題視されていたのは冷却水系の維持管理であり、空調分野におけるレジオネラ症防止対策の確立、普及は空調施設取扱従事者のみならず公衆衛生の観点からも社会的重要事項でありました。
本会ではこの様な状況に鑑み、厚生省生活衛生局(当時)、財団法人ビル管理教育センター(当時)のご指導ならびに関連分野各位のご協力を得ながら、抗レジオネラ用空調水処理剤の自主基準制定、レジオネラ症防止指針発刊の支援を行うなど、冷却水系におけるレジオネラ症防止対策の普及に取り組んで参りました。
この間、レジオネラ問題は給湯施設や温浴施設などで重大な感染事故が発生し、大きな社会問題を引き起こしましたが、冷却水系においては2003年9月京都での発症以降、幸いにも当初最も懸念されていた大規模な感染事例の発生は報告されておらず、本会の活動が冷却水系分野でのレジオネラ症防止対策に一定の役割を果たしてきたと考える次第でございます。
しかしながら、本会々員による冷却水の検査結果からは、依然としてレジオネラ属菌が検出されており、水環境全体では、2018年度までレジオネラ症患者届出数は増加の一途をたどることから、引き続き対策を徹底、強化することが肝要であることは申すまでもありません。このような状況に鑑み、冷却水系におけるレジオネラ症防止対策を更に進めるために本会で検討を重ね、小冊子『冷却水系のレジオネラ症防止に関する手引き』を改訂する運びとなりました。
本小冊子は、「レジオネラ症防止指針」(公益財団法人日本建築衛生管理教育センター発行)に基づき冷却水系に関するQ&A等の具体的な内容を加えたもので、空調設備ご担当の方々にご活用頂き、冷却水系におけるレジオネラ症防止対策の一助となれば幸いです。
改訂履歴
基本的に、「レジオネラ症防止指針」(公益財団法人日本建築衛生管理教育センター発行)の改訂に合わせ、内容の見直しを行っております。
2001年11月 | 初版発行 | |||||
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2003年10月 | 第2版発行 | |||||
2004年09月 | 第3版発行 | |||||
2007年11月 | 第4版発行 | |||||
2011年07月 | 2011年版(第5版)発行 | |||||
2019年02月 | 2019年版(第6版)発行 |
入手方法
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冷却水系のレジオネラ症防止に関する手引き(小冊子)につきましては
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